北欧家具とモダニズム
1900年代は北欧家具で有名な、北欧地方が、デザイン、産業の面で大きく伸びた時期でありますが、その時期に良く耳にした言葉に、北欧モダニズムという言葉がありますが、これはどの様な意味なのでしょうか。
北欧とは、一般的に、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー王国の3国をスカンジナビア地方と呼び、それにフィンランド、アイスランドを加えた地域の事を北欧と呼びます。
モダニズムとは、直訳すると、近代主義という言葉になりますが、産業革命後の文化全体と取る風習もありますし、1900年代初頭から、急激に広まった、デザインの思想や、生活スタイルの事を指す事もあるのです。
デザインと雖も、突き詰めていけば、素材の開発などが行われる為に、インフラの発展に役立つ事もありますし、使い方によっては軍事利用も出来るものになりえます。
つまりは、モダニズムを掲げる事によって、国力が増加する事も大いにあり、実際にヨーロッパの中で後進国だった北欧地方は、1900年代のモダニズムが、北欧単位で流行る風習によって、急激に力をつけ、先進国に上り詰めたのです。
現代では、流行の先端と言えばイタリアなどの国が挙げられると思いますが、家具の世界では、未だに北欧家具がトップレベルなのは、間違いないでしょう。
北欧のプール
北欧地方では、歴史のある古い建物の中にプールが設置されている事があります。
北欧にあまり馴染みがなく、初めて訪れる方は、なんでプールがあるのか、戸惑う方もいるとは思いますが、北欧モダニズムが流行り、北欧が急成長を遂げている時期には、プールも健康に良い文化として、モダニズムの一部の様に扱われていた為に、北欧の歴史ある建築の中にはプールが設置されている事は多々あります。
例えば、北欧モダニズムの祖とされている、アルネ・ヤコンブセンなども、自らの設計する建築物に、健康に良い文化として、プールを入れていたと言いますし、日本では、プールと言えば泳ぐ場所といったイメージがありますが、北欧の言葉ではプールの事を訳すと、「浴する」となり、風呂と同じようなイメージだと言います。
この様に、当時の建築家は、デザインの中に、健康文化も取り入れる事を常識としていた為に、風呂やサウナと同じように、プールも建築の中に取り込んでいたと考える事ができます。
ちなみに、ヘルシンキにあるプールには、核シェルターに使えるものもあると言います。