北欧家具とノルウェ・セイズ

北欧のノルウェーで、トルビョルン・アンデルセン、アンドレアス・エンゲスヴィック、エスペン・ヴォル、トーレ・ボルゲンセン、フローデ・ミールの5人が、1999年に結成した、若手デザイングループが、ノルウェ・セイズです。

5人は、国立芸術大学の仲間であり、2000年のイタリア、ミラノで行われる、サローネサテライトと言う、家具の見本市でデビューしてから、ロンドンのデザイナーズブロックや、ストックホルム・ファニーチャー・フェアなどにも作品を出展し、ノルウェーの北欧家具らしい、素朴なデザインが評価を高めました。

そして、母国のノルウェーよりも、世界的な評価を高めたいとして、各国に出展しましたが、ノルウェーでも高い評価を受ける事となり、ノルウェーの皇族の贈りものや、首相の仕事用家具としても使われている程だと言います。

現在はオリジナルメンバーの二人が脱退した為に、トルビョルン・アンデルセン、アンドレアス・エンゲスヴィック、エスペン・ヴォルの3人で活動をしていますが、北欧家具と言えば、スウェーデンかデンマークと言った風潮に押されぎみであった、ノルウェー勢の中で、これからをけん引していく存在と期待されてもいます。

シュミット・ハマー&ラッセン

北欧家具で有名なデンマークのコペンハーゲンは建築でも有名であり、コペンハーゲンのシュミット・ハマー&ラッセンは、モーテン・シュミット、ビヤーヌ・ハマー、ジョン・ラッセンの3人により設立された、建築事務所であります(イルカの絵で有名なラッセンとは無関係です)。

この3人は、オーフスにある、建築学校の同年代の卒業生が集まった集団ですが、現在では、キム・ホルスト・イェンセンを加え、4人でシュミット・ハマー&ラッセンを運営しています。

シュミット・ハマー&ラッセンは、1999年にブラックダイアモンドと呼ばれる、コペンハーゲンの王立図書館を手掛けた事で、一躍世間に認知される様になり、その後、2003年には、ニュークレジット本社に、同年、クロマン・レウメルト社屋などを立て続けに設計しました。

ブラックダイアモンドを手掛ける以前にも、グリーンランド文化ハウスなども手掛けており、建物だけのデザインに捕らわれずに、川辺と一体となったブラックダイアモンドや、周りのビルを透けて見渡せる、ニュークレジット本社の様に、周囲の環境も合わせてデザインする視野の広さが、シュミット・ハマー&ラッセンの素晴らしさの一つと言えると思います。